こんにちは、穂苅智哉と申します。
このコラムでは、Ruby on Railsについての最新情報やRails試験に関する内容を取り上げていきます。
今回は、Ruby on Railsの知識をチェックできる「Rails 技術者認定試験」について、合格された方の体験記を紹介します。お読みいただいている皆様の中でもRuby on Railsを業務で使っている方、これから習得を試みている方など様々いらっしゃるかと思います。Railsの試験についてご興味があればぜひ読み進めてみて下さい。
Rails 技術者認定試験について
まず、Rails試験ですがRuby on Railsにおける基本の知識を証明し、「認定者の雇用機会」や「認定者が所属する会社のビジネスチャンス」の拡大を図ることを目的としています。
この試験に合格することで、Ruby on Railsに関する基礎知識を証明し、合格者のキャリア形成や会社の成長を目指していけるようになります。
Rails試験はバージョンによって受験ができますが、現在はRails5系の試験である、「Rails5技術者認定ベーシック試験」が一番新しいものになります。テストセンターで受験をするタイプで試験時間は1時間、7割以上の正解で合格です。内容としては、ActiveRecord, ActiveModel、ActionPack、ActionViewなど様々です。
詳細はこちらもご覧ください。
また、現在「Rails7技術者認定ベーシック試験」の準備を進めており、2024年後半〜2025年前半からの試験開始を予定しています。
Rails7試験については、今後も情報が出てくると思いますが、こちらのページも参考にしてみて下さい。
Rails技術者認定試験のエントリー資格である「Rails7ベーシック試験」を発表
それでは、Rails試験の合格者の体験記を見ていきます。
Rails試験でつけた基礎力を仕事で活用
この方は、Ruby on Railsは6ヶ月ほどの経験を持つエンジニアの方で、基礎知識をつけるために受験をされました。結果として、試験でカバーした基礎知識も含めて仕事でRuby on Railsのプロジェクトに入れたというお声を頂いています。
もともとはJavaをメインに利用していたエンジニアの方で、Javaと比較するとRuby on Railsは開発コストが圧倒的に低く、マスタメンテ画面や環境構築も非常に簡単にできるため、敷居が高すぎない技術という感想をお持ちです。
試験への勉強法としては、Ruby on Rails Guides や関連書籍でインプットを行い、Railsを使ったアプリ開発でアウトプットをされました。
試験への満足度も高く、Railsを使ったプロジェクトやアプリケーションの開発をどんどんしていきたいという意気込みを持っている方でした。
Ruby on Rails の専門知識の取得を評価できる、「Rails 技術者認定試験」
実際の合格者体験記を見て「自分もRails試験にチャレンジしてみたい」と思った方は、基礎力固めや将来に向けて受験をしてみてください。
Ruby on Rails の技術知識について、
- 高めたい
- 実力を把握したい
- 会社における基準の1つとして使いたい
という皆様は、ぜひRails試験のページをご覧ください。Rails系の試験一覧になります。
現在は、Rails5が最新バージョンの試験となります。