RubyKaigiとは?Rubyに関連したグローバルイベントで最新情報をゲットする(Rubyon Rails)

こんにちは、穂苅智哉と申します。
このコラムでは、Ruby on Rails についての最新情報やRails 試験に関する内容を取り上げていきます。Ruby on Rails を学ぼうとしている皆さんにとって、技術書やオンライン教材から学ぶことはもちろん重要ですが、リアルな現場の「今」を知るための手段として、技術イベントへの参加は非常に価値があります。中でも、RubyKaigi は、Ruby、Rails を学ぶ人にとって見逃せないイベントのひとつです。

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RubyKaigiとは?

RubyKaigi は、Ruby に特化した国際的な技術カンファレンスで、2006 年に日本で始まりました。その後も毎年開催され、日本国内外のRuby コミッター、開発者、企業関係者が集まる「Ruby 界最大級のイベント」となっています。

他の技術カンファレンスと違い、RubyKaigi の大きな特徴は「開発者ファースト」です。ビジネスイベントというよりは、純粋にRuby という言語とその周辺技術の未来を語る、エンジニア中心のコミュニティイベントとして位置づけられています。
そんなRubyKaigi ですが、Ruby そのものの技術カンファレンスですので、Rails も該当します。実際に、Rails の生みの親であるDavid Heinemeier Hansson(DHH)も過去に登壇しており、Rails に関する最新の思想や周辺技術についてのセッションも毎年注目されています。

Rails を使ってWeb アプリケーションを開発している人にとっても、Ruby 本体の進化(たとえばパフォーマンス向上や構文の改善)や、Gem のエコシステム、型の導入、JIT の進化などのテーマは非常に重要です。これらの情報を一次情報としてキャッチできるのがRubyKaigi です。

そして、日本で開催されるイベントとしては珍しく、英語セッションもそれなりにあります。世界中からRuby 関係の著名人も来るため、英語でキャッチアップができる人はとても多くの学びがありますし、英語に自身がない人でも同時通訳がつくこともあるため安心です。更に実際にオフラインの交流という面でも大きな役割を果たしています。
リアルに会い、会話をすることでRuby やRails に関する情報交換や仕事の話につながることもあるといいます。
ちなみに、RubyKaigi 2025 は、2025 年4 月16 日〜18 日に愛媛県松山で開催されました。(参考:RubyKaigi 2025)
ぜひご興味ある方は、2026 年に参戦してみることをおすすめします。2026 年4 月22 日〜24 日で北海道の函館での開催ということです。

Ruby on Rails の専門知識の取得を評価できる、「Rails 技術者認定試験」

今回は、Ruby のビッグイベント、RubyKaigi を紹介してきました。
このコラムをお読みいただいている方の中で、今後Ruby、Rails を自分の武器としていきたい、採用するエンジニアの技術レベルを確認したい、学習中だが自分のレベルを確認したい、という場合は、Rails試験を受験をしてみてください。Rails 7 の試験が後ほどできてくる形になりますが、Rails 学習のマイルストーンとして活用していただけたらと考えています。

Ruby on Rails の技術知識について、
・高めたい
・実力を把握したい
・会社における基準の1 つとして使いたい
という皆様は、ぜひRails 試験のページをご覧ください。Rails 系の試験一覧になります。

現在は、Rails5 が最新バージョンの試験となります。
Rails 技術者認定試験 試験概要
Rails 技術者認定試験のエントリー資格である「 Rails7 ベーシック試験」を発表

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