こんにちは。小倉シエリです。
今回もネット上で見つけたRuby on Rails の情報をご紹介します。Ruby on Rails(ルビーオンレイルズ)は、オープンソースのWebアプリケーションフレームワークで、単にRails あるいはRoR と呼ばれています。
実アプリケーションの開発を他のフレームワークより少ないコードで簡単に開発できるよう考慮し設計されています。Rails の公式なパッケージはRuby のライブラリやアプリケーションの流通ルートであるRubyGems により配布さ
れています。
Ruby on Rails の試験については以下をご覧ください。
https://railsce.com/
今回ご紹介するニュースは以下の3本です。
1、Rails のスキーマ情報からBigQuery テーブル定義を生成する
2、Rails 向け高機能カウンタキャッシュ gem「counter_culture」README(翻訳)
3、Ruby: fork(2)がみんなに嫌われる理由(翻訳)
興味がある方は是非ご覧ください。
それでは今月も宜しくお願いいたします。
1.Rails のスキーマ情報からBigQuery テーブル定義を生成する
レシート買取アプリONE では、膨大な購買データを分析するためBigQueryに情報を集約して大規模活用しています。主要なデータソースであるAlloyDBfor PostgreSQL のデータベースからBigQuery にデータを転送するためのETL パイプラインが構築されていますが、最近、コスト削減の文脈からそのフローをリニューアルする機会がありました。
この記事では、Rails でActiveRecord を用いてデータベーステーブル群のスキーマ情報をBigQuery のTerraform リソース定義として出力する方法について解説します。
この続きは以下をご覧ください。
https://zenn.dev/wed_engineering/articles/activerecord-export-bigquery-schema
2. Rails 向け高機能カウンタキャッシュ gem「counter_culture」README(翻訳)
Rails アプリ向けの、ターボの効いたカウンタキャッシュです。Rails 標準のカウンタキャッシュと比べて多くの点が改善されています。
•カウンタキャッシュの更新を、値の作成や破棄のほか、値の変更時にも行える
•「多階層カウンタキャッシュ」をサポート(訳注: リレーション階層が離れていてもカウンタキャッシュの更新を直接指定できる)
•動的なカラム名をサポート: オブジェクトの種類ごとにカウンタキャッシュを分離
•カウントの他に合計も出せる
Ruby 2.6、2.7、3.0、3.1、3.2、3.3、およびRails 5.2、6.0、6.1、7.0、7.1、7.2、8.0 の最新パッチリリースでテストされています。
この続きは以下をご覧ください。
URL:https://techracho.bpsinc.jp/hachi8833/2025_03_26/43698
3.Rails における内部結合、外部結合まとめ
私がやりたいのは、Pitchfork に関する記事を書いて、これがどんな理由でできたのか、なぜ現在のような形になったのか、そして今後どうなるのかについて説明することです。しかしその前に、いくつか解説しておく必要があります。
なぜ多くの人がfork を過去の遺物呼ばわりし、下手をすると悪魔の作りしものであるかのような目で見るのでしょうか?fork はRuby エコシステムのどこにでもあるにもかかわらず、です。
システムプログラミングの経験者なら、おそらく本記事に書かれていることは既にだいたいご存知でしょう。
この続きは以下をご覧ください。
URL:https://techracho.bpsinc.jp/hachi8833/2025_03_14/148633