最新のRuby エンジニア案件は、年収がいい事が判明(Ruby on Railsの可能性)

こんにちは、穂苅智哉と申します。

このコラムでは、Ruby on Rails についての最新情報やRails 試験に関する内容を取り上げていきます。
エンジニアとしてのキャリアを考えるとき、技術の習得だけでなく「それが実務でどう評価されるか」は非常に重要なポイントです。特に、どのプログラミング言語を選ぶかによって、年収や仕事の選択肢が大きく変わってきます。

近年、JavaScript やPython の人気が高まり、新しく学ぶ言語として注目されています。一方で、RubyやRuby on Rails(以下、Rails)はもう古いのでは?という印象を持たれている方もいるかもしれません。

しかし、最新の案件データを見ると、Ruby エンジニアの年収は非常に高水準を保っていることが明らかになっています。これは、Ruby, Rails を学ぼうとしているエンジニアにとって、大きなチャンスと言えるでしょう。

今回は、Ruby エンジニアの年収動向に注目しながら、Rails が今も選ばれ続ける理由と将来性について解説します。

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Rubyエンジニア案件の平均年収は900万円?!プログラミング言語の中で第3位

即戦力エンジニア向けの業務委託マッチングサービス「SOKUDAN」の調査(※1)では、Ruby エンジニアが高い報酬を得ていることが紹介されています。2019 年7 月1 日〜 2024 年12 月31 日の期間で5,524 名の案件数を調査したところ、Ruby 案件の平均年収は900 万円で、時給4,465 円ということがわかりました。
これは、プログラミング言語の中でもKotlin、Swift に次いで第3 位と高順位です。ちなみに、第4 位はPython となっています。
(※1)https://magazine.sokudan.work/post/DHYoema_

それでは、なぜ今でもRuby、Rails エンジニアが高く評価されているのでしょうか。
Ruby には強力なフレームワークであるRails もあることから、Web アプリケーション開発などにも利用されています。Ruby は日本発の言語でドキュメントや情報が日本語で沢山あるということや、Rails を使うことでスピード感のある開発を少数で実施できることからもスタートアップやベンチャー企業で多く使われている傾向にあります。開発の後にはもちろん、Web アプリケーションサービスの追加開発や保守運用が継続的に必要となります。

こういった理由から、今でもRuby やRails は数字を伸ばしているのです。

Ruby on Rails の専門知識の取得を評価できる、「Rails 技術者認定試験」

Ruby やRails は一見、過去の技術と思われる事があるかもしれませんが、実際には今も「高い生産性」「現場での採用実績」「報酬の高さ」という観点から、非常に実用的な技術であり続けています。
これからエンジニアとして成長したい、Web アプリケーションの開発に挑戦したいと考えている方にとって、Ruby on Rails を学ぶことは非常に合理的で価値のある選択です。

このコラムをお読みいただいている方の中で、今後 Ruby、Rails を自分の武器としていきたい、採用するエンジニアの技術レベルを確認したい、学習中だが自分のレベルを確認したい、という場合は、Rails試験を受験をしてみてください。Rails 7 の試験が後ほどできてくる形になりますが、Rails 学習のマイルストーンとして活用していただけたらと考えています。

Ruby on Rails の技術知識について、
・高めたい
・実力を把握したい
・会社における基準の1 つとして使いたい
という皆様は、ぜひRails 試験のページをご覧ください。Rails 系の試験一覧になります。

現在は、Rails5 が最新バージョンの試験となります。
Rails 技術者認定試験 試験概要
Rails 技術者認定試験のエントリー資格である「 Rails7 ベーシック試験」を発表

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