Webエンジニアとして複数の言語をマスターしたほうが仕事に有利

こんにちは。Rails技術者認定試験運営委員会の吉政でございます。

今に始まったわけではないですが、Webエンジニアとして仕事をしていく上で、仕事でつかえる言語は多いに越したことはないです。

その理由は、お客様の開発要件も単一言語であることが少なく、複数の言語で構築することが主流であるからです。仕事の依頼があったときに、「XXXXとXXXXを書ける人を探しています。」と言われ、「いや、その言語はできないです。」と回答したら、その時点でその仕事を受けることはなくなります。

また、求人情報を見ても単一言語の求人はあまりないです。複数の言語が記載されていることが多いです。つまり、転職をしようと思った時点で、複数の言語を取得したほうが有利なのも事実です。

そういう意味では、経験者の皆様には複数の言語を習得されたほうが良いです。

好みはあると思いますが、全世界のWebサーバーで圧倒的な8割近いシェアを持つPHPと使用頻度の多いJavaScriptは抑えたほうが良く、軸足をどの言語に置くかは結構重要なところと思います。

もちろん、Ruby on Rails指定の案件もあるため、Ruby on Railsを抑えておくのも大いにありです。

Webエンジニアの求人として、PHPやJavaScriptができる人は多いと思うのですが、その次にRuby on Railsが上がってくるので、Ruby on Railsを抑えておくのはビジネス的にも有効と思っています。実際以下のページでもご紹介していますが、Ruby on Railsの求人はかなり増えており、今後期待ができます。

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このように書くと、未経験からWebエンジニアを目指す方も複数の言語取得が必要というように思われる方もいるかもしれません。Webエンジニアは未経験者の求人が多い分野でもあるので、未経験から始めるのも大いにありです。ただ、個人的には最初は1つの言語を掘り下げるのが良いと思います。

Railsから始めるのももちろんありと思いますよ。(Railsは言語ではなく、フレームワークです)

Rails中心の会社もありますので、その会社への就職を考える方は、その選択もよいと思います。ただ、Railsだけではないですが、Railsを学ぶのと同時にWebプログラミングやWebセキュリティの基本もしっかり学んだほうが良いと思います。最近、フレームワークの進化により、高速にプログラミングができるケースがありますが、基本を疎かにするのはあまりお勧めできません。

最後にお知らせです。

Rails試験ですが、数年ぶりにバージョンアップを進めています。Rails7ベーシック・ベータ試験#2を開催する運びとなりました。5月19日開催です。興味がある方は以下をご覧の上、ご参加ください。

https://rails7basic2.peatix.com/view

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