こんにちは、穂苅智哉と申します。
このコラムでは、Ruby on Railsについての最新情報やRails試験に関する内容を取り上げていきます。
今回は、Ruby on RailsのバージョンについてとRailsエンジニアの実力を確認できるRails試験についてです。
Ruby on Railsのバージョン状況
執筆時点(2023年11月)で、Ruby on Railsの最新バージョンは7.1系です。Rails自体は2004年に最初のバージョンがリリースされておりますので約20年の歴史がありますが、その中でも着実にバージョンアップを重ねて時代に対応してきています。
Railsフレームワークを利用することで、フレームワークに合わせてWebサイトの構築はもちろんアプリケーション開発にも対応ができるため、現在でも多くの開発で利用されているところが特徴です。まずはRuby on Railsをプロジェクトなどで使っているというエンジニアの方も多いのではないでしょうか。
最新のRails7系の特徴としては、デフォルトでDockerのサポートがされるようになったこと、認証システム実装用のメソッドの追加など複数機能がありますがこれからの開発にはRails7系を使っていくのが良いですね。
Rails試験と実際に合格された方の生の声
Railsなどのテクノロジーを扱うエンジニアとしては、自分のプロジェクトや仕事に対して、Railsをどのくらい理解して使いこなせるかを確認したいところです。
Rails試験では、そういったエンジニア向けに技術力の確認や証明としての認定試験を提供しています。合格された方の体験記を少し見てみます。
- Ruby on Railsの利用歴が約1年
- その他の技術経験としてはC#
- 仕事でRuby on Railsの開発プロジェクトに参加するために学習を開始し、1日1時間程度の学習時間を確保してRails試験にもチャレンジ
- 試験に合格してみて、体系的に基礎を学ぶよい機会になったことから自分に自信がついたため、良かった
- 合格試験:Rails 4 技術者認定ブロンズ試験
- 参考ページ
この方は、仕事でRailsの開発プロジェクトへの参加することになり、新しい技術(Rails)を習得するために仕事外での学習を継続され、プロジェクトにおいての戦力に早くなるための1つの指標としてRails試験を活用されました。試験は自分の技術力の基礎がしっかり身についているのかを確かめる良い基準になります。
同じように、学習をしていくこと前提でRailsのプロジェクトに参加しているエンジニアの方は一定数いらっしゃると思います。そういった場合には、Rails試験を活用してみてください。
現在、Rails試験ですが最新バージョンがRails5技術者認定ベーシック試験 になります。
Rails5をメインで利用している方や基準としてご活用頂く場合はぜひ試験を活用ください。今回の記事で紹介しました、Rails7の試験ですが、こちらは準備が進んでいるようですので試験が公開されたらチャレンジしていただくことをおすすめします。
Ruby on Railsの専門知識の取得を評価できる、「Rails 技術者認定試験」
Ruby on Railsの技術知識について、
- 高めたい
- 実力を把握したい
- 会社における基準の1つとして使いたい
などの皆様は、ぜひこちらのページもご覧ください。
Ruby on Railsの試験はこちらからもご覧ください。