こんにちは、穂苅智哉と申します。
このコラムでは、Ruby on Railsについての最新情報やRails試験に関する内容を取り上げていきます。
Ruby on Railsは、Webアプリケーションの開発において高い人気を誇るフレームワークで、初心者エンジニアから経験豊富なプロフェッショナルまで多くの開発者に支持されています。その使いやすさや生産性の高さにより、多くのスタートアップや企業がRailsを採用してきました。
そんなRuby on Railsですが、多くのWebサービスで利用されており、今回取り上げる「ピクシブ」もその１つです。今回はRuby on Rails がどのように使われているのか、なぜRuby on Rails だったのかについて見ていきます。
Ruby on Railsとピクシブ
ピクシブ株式会社は世界中のクリエイターが創作活動をもっと楽しめるような事業を展開している会社です。一番有名なのは、イラストや漫画、小説などの作品を投稿するプラットフォームである「pixiv」です。その他にも、pixivコミックという無料で読める漫画サービスやクリエイターが販売している作品やグッズを購入できるマーケットプレイスの「BOOTH」、画像や原稿をアップロードすると簡単にグッズや同人誌を作ることができる「pixivFACTORY」など様々なサービスがあります。
実は、これらのサービスの中の多くがRuby on Railsを使って作られています。
それでは、なぜピクシブ株式会社は、Ruby on Railsでのサービス開発をしているのでしょうか。
ピクシブは、なぜRuby on Railsを選んだのか？
ピクシブが自社サービスの開発にRuby on Rails を選んだ理由としては、「明快であること」がポイントです。Ruby on Rails はフレームワークですので、うまく使うと開発速度が上がりリリースまでの時間を短縮できます。これは、サービスをまず出してからブラッシュアップをしていくケースに最適で、ピクシブのサービスもまさにそのようにして利用者を増やしてきています。
更に、多くのサービスで利用されておりセキュリティも十分に対応できるという実績と、開発コミュニ
ティの活発さというのも選定した理由ということです。
このようにして、日本の有名な企業のサービスでもRuby on Rails は利用されているのですね。
Ruby on Rails の専門知識の取得を評価できる、「Rails 技術者認定試験」
現在Ruby on Rails は、バージョン8も出てきています。これからRuby on Railsを学習していく、と
いう場合は新しいバージョンのキャッチアップもしていくことをおすすめします。ただ、Ruby on Railsについて、「どのように学習をしていったらいいかわからない」という方もいらっしゃるでしょう。
Ruby on Railsについて、これから学習してみたい、学習中だが自分のレベルを確認したい、という場合は、Rails試験がおすすめです。基礎力固めや将来に向けて受験をしてみてください。まだ Rails 8の試験は無く、Rails 7の試験が後ほどできてくる形になりますが、Rails学習のマイルストーンとして活用していただけたらと考えています。
Ruby on Rails の技術知識について、
・高めたい
・実力を把握したい
・会社における基準の1つとして使いたい
という皆様は、ぜひRails試験のページをご覧ください。Rails系の試験一覧になります。
現在は、Rails5が最新バージョンの試験となります。
・Rails 技術者認定試験 試験概要
・Rails 技術者認定試験のエントリー資格である「 Rails7 ベーシック試験」を発表
